今春より、お子様が保育園に入園される方もいらっしゃると思います。
我が娘も今春より、週に3日程度保育園へお世話になる予定です。
保育園へ入園となると、準備が必要な物が多くあります。
お昼寝用のお布団・・・・
オムツやトレーニングパンツ等の下着に・・・・
お洋服に・・・・・
名前を1つ1つ書くのは大変だから、名前スタンプも買おうかしら?
なんて、物的な準備物に目が行きがちです。
勿論それらの準備も大切です。
しかし子どもにとって必要な準備とは、物的な物ではありません。
子どもに必要な準備、それは生活のリズム!!
保育園が始まった後の生活リズムに、今のうちから少しずつ変えて行ってあげて下さい。
保育園でのお昼ごはんの時間、お昼寝の時間、おやつの時間を確認し、ご自宅でも同じ時間にお昼ごはんを食べ、お昼寝をし、おやつを食べるようにしてあげて下さい。
また園によってはお昼寝の時、パジャマに着替えます。
もしお子様が入園する保育園が、パジャマに着替えるのであれば、ご自宅でも同様にパジャマに着替えるようにしてあげて下さい。
今のうちから入園後の生活リズムに合わせておいた方が、なぜ良いのか・・・・
それは、0〜3歳は秩序の敏感期だからです。
敏感期とは、
・発達途中の幼児期に最も強く現れる、特別敏感な瞬間のこと
・ある時期に特別な物に対して起こる特別なこと
・一定の能力を獲得する為の時期であり、獲得後消えてしまう一時的なもの
のことです。
子どもたちが驚くような集中力を見せ、同じことを繰り返し行っている姿を見たことがあると思います。
これがまさに敏感期で、子どもたちが内なる欲求に応じて活動している姿。
敏感期にめばえた興味を、そのまま発展できなかった場合、これを自然な形で克服する機会は、永久に失われると言われています。
秩序の敏感期である子ども達は、いつも同じであることに安心感を抱きます。
食事の時に座る場所
自分が使う道具
おもちゃのある場所
お洋服を着替える順番など・・・・
そして生活リズムも、いつも同じであることに安心感を抱きます。
保育園が始まると、お母さんと離れるという寂しさや辛さを感じます。
また新しい環境に慣れていかなくてはいけません。
それは大人が思っている以上に、非常に大変なことです。
園の生活リズムが、入園以前のリズムと合っていれば、子ども達は安心し、少しずつ園生活を楽しむ余裕を持てるようになります。
生活のリズムを合わせていくことは、子ども達が園生活を安心して楽しむためにできるサポートの1つです。
入園前の準備の1つとして、ぜひご家庭で取り入れてみて下さい。