出産・育児について

入園準備 お着替えの練習

入園準備、第3回の今回は「お着換え」についてお伝えしたいと思います。

今回お勧めする入園準備は、”寝る前のイチャイチャTime”です!!

生後12〜18か月頃に、子ども達は衣服の着脱に興味を示すようになります。
「お着替えを自分でしたい!」
という気持ちも、1歳頃から少しずつ大きくなってきます。

抱っこしている時、お母さんのお洋服のボタンを、よく触っていませんか?
洋服のファスナーを上げ下げしようとしていたり、カバンのファスナーを勝手に開けていたりしませんか?

これらの様子が見られるようになってきたら、
「お着替えに興味を持ってるよ!」
というサインです!

子どもが興味を持った時、分かりやすい方法で教えてあげると、すぐにできるようになりますよ♪

私の息子は2歳頃には、すでに全ての着脱を1人でできるようになっていました。
2歳の娘は、少しサポートは必要ですが、1人で着脱ができるようになってきています。

お着替えを自分の力でできるようになると、子どもも自信を持てますし、自立にも繋がります。
そしてお母さんも楽になる!!

お子さんが興味を示し始めたら、ぜひ着脱方法を教えてあげて下さいね。
教える時のポイントは
・可能な限りゆっくり行う
・1つ1つの動作を区切って見せる
・毎回同じ手順で行う
以上の3つです。

大人の動きは、子どもには8倍速で見えると言われています。
普段のスピードを見せると、子どもは早すぎて目で追えません。
ですので、可能な限りゆっ〜くりゆ〜っくり行って下さい。

また1つ1つの動作を区切って見せる、例えば
ボタンを摘まんで止まる、
ボタンホールを広げて止まる、
ボタンホールにボタンを半分入れて止まる…
という風に見せてあげると、子どもは1つ1つの手の動きを見ることができます。

毎回同じ手順で行うことも、子どもが動作を覚えやすくするためのサポートとなります。
昨日はボタンを上から順に留めたのに、今日は下から順に留めていった…
昨日はズボンを先に履いたのに、今日はTシャツから先に着た…
となると、お着替えの秩序も乱れてしまいますし(秩序の敏感期については、コラム「入園準備 生活リズム」をご覧下さい)、
お着換えの順番も覚え難くなってしまいます。

「お着換えの順番なんて、今まで意識したことがない!」
という方も多いと思います。
ぜひこの機会に、お着換えの順番を決めてみて下さい。

・可能な限りゆっくり行う
・1つ1つの動作を区切って見せる
・毎回同じ手順で行う
この3つのポイントを頭に入れ、お子さんとお着換えの練習を楽しんで下さいね♪

まだお着換えに興味がないお子さんは、お着換えの時
「ズボンを履きます。右足、左足…」
という風に、身体の部位の名前を言ったり、これからする行動
「ズボンを上げます。」
などを言ってあげると良いと思います。

そうしておくと、お着換えの順番を理解し、
「ズボンを履きます。」
と言うと、右足を上げたり、
「ズボンを上げます。」
と言うと、自分でズボンを持って上げようとしたりし始めます。

お着換えの練習の前段階として、お勧めです!

出産・育児について
1歳4か月の娘が、着衣枠と呼ばれるモンテッソーリ教育の教具で、マジックテープの練習をしているところです。

育児マイスター 磯部一恵
モンテッソーリ教育の国際免許、おもちゃコンサルタント等、子どもの育ちに関する多数の資格を保有。お母さん達に向けて「子どもの心身の健やかな成長をサポートする方法」「子育てをもっと楽しめる心の在り方」といったセミナーを企画・開催している。
1男1女の2児の母として、子どもの心と身体に寄り添った子育てを実践している。

☆セミナー開催情報等は下記URLから
http://childcare-meister.jimdo.com/

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