自分の荷物は自分で持つ!
当たり前なようで、当たり前ではないんです。
幼稚園児でも、園の荷物をお迎えに来た母親に
ポンっと渡す姿を見ることがあります。
自分の荷物を自分で持つことが、当たり前にできるように、
歩き始めた頃から準備しましょう!
1歳過ぎて、お子さんが上手に歩けるようになったら、
ぜひお子さんへリュックサックを準備してあげて下さい。
1歳頃から社会性の敏感期に入り、
「早く大人になりたい!」という思いが強くなってきます。
お母さんの真似もよくするようになります。
小さなカバンに物を詰め、お出かけする真似をしたり…
何かを電話に見立ててお喋りしたり…
洗濯物、お料理、様々な家事の真似事やお手伝いをしたがったり…
そんな姿が見られるようになります。
この頃に、自分のバックを持つことは、憧れの大人社会に近づくことであり、大きな喜びとなります。また自立にも繋がります。
お勧めはリュックサックです!
両手がふさがらないので、転びやすい幼児期の子どもにも安心です。また置き忘れを防ぐこともできます。
リュックサックを選ぶ時のポイントは
・体に合った大きさであること
リュックが大き過ぎたり、小さかったりすると、子どもの動きを妨げてしまいます。リュックの長さが、お子さんの背中(肩から腰)より長い場合は大き過ぎます。
・洗える素材であること
お洋服同様、リュックサックもよく汚れます!汚れが付きにくい素材や、洗える素材であることも重要です。
・軽くて丈夫であること
子どもが嫌がらずに背負うことができるよう、軽い物を選びましょう。また肩ひもやリュックの底などが頑丈なものを選ぶと良いと思います。
・肩ひものずり落ち防止バックル付きであること
子どもの肩はなで肩なので、どうしても肩ひもがずり落ちてしまします。胸の前でカチャっと留められるバックル付きの物がお勧めです。
・開け閉めがしやすい物
子どもが自分で荷物を出し入れできるように、開閉がしやすい物を選んであげましょう。
リュックサックを準備したら、お出かけ前に一緒に荷物を入れるようにしましょう!
最初の頃は、ハンカチ&ティッシュとマグなどの飲み物を入れましょう。
お出かけの時にはハンカチとティッシュを持って行く、という習慣づけができます。
また喉が渇いた時、自分で飲み物が準備できる!というのは、自立心を育てる上でも重要なことです。
リュックサックを背負うことに慣れてきたら、お着替えやおもちゃなどを入れるようにしても良いと思います。
お出かけの時、自分の荷物は自分で準備して持つ!
これが当たり前にできるようになると、朝の登園準備もお子さんが自分でできるようになりますよ!
お子さんの自立のため、そしてお母さんがラクになるためにも、ぜひお子さんへリュックサックを準備してみて下さい!