トイレトレーニングをスムーズに進めるには
リラックスしていること
が重要です。
子どもは勿論、親もリラックスしている必要があります。
「もうすぐ幼稚園に入園するから・・・」
「この夏にはおむつを卒業したい!!」
「トイレって言ったのに、また出ない・・・」
「また失敗しちゃった・・・」
このような焦りやイライラは、親の心から余裕を奪ってしまいます。
また、子どもにプレッシャーを与えてしまいます。
プレッシャーがかかると、子どもは緊張してしまいます。
「失敗したらどうしよう・・・」
という不安も抱いてしまうかもしれません。
子どもが不安を抱え、緊張していれば、トイレトレーニングもスムーズには進みません。
子ども達は、生まれてからすぐにおむつを着けます。
トイレトレーニングを始めるまでは、ずっとおむつの中に排泄をしてきました。つまり
おむつ=排泄場所 だったのです。
それが、ある日突然「今日からトイレ(おまる)でおしっこをしようね!」と言われるのです。
しかし、子どもの心も身体も、
トイレ=排泄場所 と認識を急に変えることはできません。
トイレ=排泄場所 と、心も身体も理解できるようになるまでには、時間がかかります。
さらに、排泄をコントロールしてトイレへ行くようになるには、より時間が必要になってきます。
トイレで排泄ができるようになるには、
トイレ=排泄場所であると認識
↓
「おしっこが出そう!」と気が付く
↓
我慢してトイレへ行く
以上のことが必要となります。
そう考えると、トイレトレーニングに時間がかかるのも分かって頂けると思います。
「時間がかかって当たり前!」
「トレーニング中なのだから、失敗するのは当たり前!」
こう思うことができれば、親もイライラしなくなり、子どももリラックスできますよ!
そして、トイレトレーニングをスムーズに進めることができると思います。
とは言っても、ため息をつきたい時、ガックリしちゃう時もあると思います。
そんな時は、心の中でお願いします!!
子どもの前でため息をついたり、ガックリした姿を見せてしまうと、
「私(僕)の失敗が、お母さんをガッカリさせてしまった。」
と、子どもはとても傷つきます。
そして、失敗を恐れるようになってしまいます。
例え心の中でため息をついていても、
「おしっこ出ちゃったね。お着替えしようね!」
と、子どもに笑顔で伝えるようにしましょう。
このことを心がけておくと、お母さんも自然と笑顔で対応できるようになっていきます。
トイレトレーニングは、時間がかかって当たり前!
トレーニング中なのだから、失敗するのは当たり前!
だからこそ、焦りを手放し、リラックスして取り組んで下さいね。