トイレトレーニング中に、子どもが
「嫌だ!!行かない!!」
と、トイレに行くことを拒否することも
出てくると思います。
そんな時は、
「絶対に出るタイミングでしょ!!」
「一生懸命トイレトレーニングに取り組んでいるのに、どうして・・・」
と、イライラしたり悲しくなったりすることも
あると思います。
そこでお母さん達に知っておいて欲しいことがあります。
”子ども達もとっても頑張っている”
ということ。
今まで
おむつ=排泄場所
と認識していたのに、ある日突然
「今日からトイレ(おまる)でオシッコするよ!」
と言われ、1日に何度もトイレ(おまる)に連れて行かれる。
おむつ=排泄場所 ではなく
トイレ=排泄場所 として、認識し直さなくてはいけない。
またオシッコは、今まではある程度溜まったら、自動的に出ていた。それを括約筋をコントロールし、トイレ(おまる)で排泄しなくてはいけない。
とってもとっても大変なことです。
子ども達は、こんな大変なこと、難しいことに挑戦しています。
お母さん達は、とっても頑張っています!
でも、子ども達もとっても頑張っているんです。
子ども達も頑張っていること、
親子で一緒に頑張っていること、
どうか忘れないで下さいね。
頑張っていると、疲れてしまったり、嫌になってしまったりすることもあります。
お母さんだって、そして子どもだって。
「嫌だ!」って、言ってしまいたくなることもあります。
お母さんだって、子どもだって。
お母さんが「嫌だ!」って思ったら、
その気持ちを自分自身で受け止めてあげて下さい。
嫌だよね!こんなに頑張ってるのに、なかなかトレーニングが進まなくって。
嫌になっちゃうよね。嫌になったって仕方ないよね。」と、
嫌だ・・・・嫌だ・・・・
と呟いて、自分の嫌な気持ちを受け止めてあげて下さい。
嫌だ・・・嫌だ・・・としばらく呟き、その気持ちを受けとめてあげると、自然にやる気も出てきます。
お友達やパートナーに、嫌な気持ちを受け止めてもらうことも、お勧めです。
お子さんが「嫌だ!」と言った時も同様に、
「嫌だよね〜!トイレ行きたくないって思ってるんだよね。」と、
お子さんの”嫌だ”という気持ちを受け止めてあげて下さい。
嫌な気落ちを、お母さんに理解してもらい、受け止めてもらえると、
「お母さんは、僕の嫌な気持ちを分かってくれる!受けとめてくれる!」と安心します。
安心すると、嫌な気持ちも消え、自然にトイレへ行くこともあります。
「嫌だ!」
と思ったら、まずはその気持ちを否定せずに受け止めてみて下さいね!