バイリンガルに育てたい!
そう思っているお母さん達も多いと思います。
キッズ向けの英会話教室はもちろん、
今はベビー向けの英会話教室も数多くあります。
いつ頃から外国語に触れさせると良いの?
母国語もまだ喋れないのに、外国語を与えても良いの?
お子さんに外国語を与えるタイミングを悩まれる、
疑問に思っている方からのご相談もよくあります。
バイリンガル教育は、生後7か月頃までに始めるのがお勧めです!!
生後7か月と言うと、驚かれる方も多いでしょう。
まだ母国語の発声もままならない時期ですからね。
では、なぜ生後7か月頃から始めるのがお勧めなのか、お伝えしますね。
赤ちゃんは生まれてきてから、自分がいる環境の音をずっと聞いています。
お母さんの声、お父さんの声、兄弟がいれば兄弟の声、ペットの声。
声だけでなく、TVの音、車の音、自分の周りにある音、全てを聞いて、自分の中に取り入れています。
50個全ての音素を聞き取れ、発声できるそうです。
(音素とは、言語の発音の基本となる部品のことを言います。)
赤ちゃんの発した音と同じ音を返そうと思っても、
赤ちゃんが発した音を、記録のために文字で書こうと思っても、
できないことってありませんか?
それは、生後7〜9か月頃に、自分の環境にない音素を消してしまうからだそうです。
つまり、生後7〜9か月頃には、日本語を話すために必要な音素以外は、自分の中から消してしまうそうです。
日本語の音素の数は24。
英語の音素の数は44。
(学派によって音素の数に違いがあります。)
日本人がLやRの発音ができない!という理由は、ここにあるのかもしれませんね。
自分の環境にない音素を消してしまう生後7〜9か月頃までに、
外国語を環境の中に取り入れると、子どもは発声に困難さを感じることは少ないようです。
バイリンガル教育をお考えの方は、ぜひ生後7〜9か月頃までに取り入れてみて下さい!
もう生後7〜9か月を過ぎてしまった!
という方も、がっかりしなくて大丈夫です。
11歳頃までであれば、定期的に外国語を与えることで、獲得はできるそうですよ!
国際社会の現代、子どもが困らないよう、子どもの世界を広げるために、
外国語は身に着けさせてあげたいですね!