生後24か月頃は「言語の爆発期」と言われます。

今まで一言も喋らなかった子どもが、
堰を切ったように喋り始めることもあります。

少しずつお喋りをしていた子も、
お喋りが飛躍して上手になることも！

この時期は
「What」の時期
とも言われます。

様々な物を指さしては
「何？」
と聞いてくることが増えてくると思います。

物には名前があることを知り、
その名前を知りたがります。

何度も同じ物の名前を、聞いてくることもありますし、
忙しい時に聞いてくることもあります。

毎回答えることに、面倒臭さを感じることもあると思います。

でも、 情報収集して溜める、重要な時期である
そのことを頭に入れて、
可能な限り、答えてあげて下さい。

子どもが聞いてきた時だけでなく、
お母さんからも、積極的に物の名前を教えてあげて下さい！

物の名前を教える時は、
以前のコラム「物の名前を教えてあげましょう」
の中で紹介した方法で、教えてあげて下さいね！

ポイントは
・ゆっくり
・口の動きは大きく
・ハッキリと発音する
・物の名前のみ
「りんごです。」
などのように、”です”をつけない。
・3回言う

この5つのポイントを意識して、
物の名前をドンドン教えてあげて下さいね。

また、この時期にお勧めなのが「質問遊び」です！
少しずつ長いフレーズを喋れるようになってくる、この時期。
この「質問遊び」は、お子さんのお喋りの上達のサポートをしてくれます。

「質問遊び」の方法
ある状況について、子どもと話をします。
その話を膨らませるために、子どもに質問をしていきます。

例えば、公園で遊んだことにてういの場合、
「公園で何をして遊んだ？」
「お砂場では、何かを作ったの？」
など、子どもが「はい」「いいえ」で答えられない質問をするようにします。

子どもが1語文や2語文で答えた場合、
「お砂場で、お山を作ったのね。」
などのように、正しい文章にして繰り返してあげましょう。

繰り返すことで、
正しい文章での伝え方を、教えてあげられますし、
確認をすることもできます。

この「質問遊び」は、1日の生活の様々な場面で行うことができます。
お出かけの帰り道でも、
食後でも、
就寝前でも！
多くの時間を必要とはしませんし、何か道具が必要な訳でもありません。

とても簡単で、取り入れやすいものですので、
ぜひご家庭でも親子で楽しんでみてください！

お喋りの仕方を学ぶことができ、
そしてお喋りの楽しさを、
お子さんが感じられると思います！

お子さんとのお喋りを楽しみながら、
お子さんのお喋りのサポートをしてあげて下さいね♪