出産・育児について

「靴を揃えて置く」を習慣づけるために

1歳頃から、自分の足で歩き始める子ども達。
お子さんが靴を履くようになったら、
準備してあげて欲しいことがあります。

それは・・・
玄関にスツールを置くことと、
靴の置き方が分かる目印を置くこと。

お勧めのスツールの大きさは、
W25×D30×H22cm。

幼稚園児頃まのでお子さんの体格を考えた時、
この大きさのスツールが、座って靴を履きやすいです。

立ったまま、靴の着脱をすることは難しいので、
座って着脱できる環境を作ってあげましょう。

ご自宅の玄関に段差がある場合、
その段差がお子さんの体格に合っているのであれば、
無理にスツールを置く必要はありません。

お子さんが靴の着脱をしている時、
よく観察をしてみて下さい。

出産・育児について

脱いだ靴を、玄関のどこに置けば良いのか・・・
どういう風に置けば良いのか・・・
それが、パっと分かるようにしてあげると良いですよ!
私は、クリアファイルに靴型をとり、
玄関に置いてあげています。

靴を変える度に作り返るので、
簡単に手に入れられる物で作りました。

黒や赤の太い油性マジックで書いてあげると、
子どもの目にも分かりやすいと思います。

準備をしたら、
靴の置き方を教えてあげて下さい。

「見ててね。」
と声を掛け、靴の置き方を見せてあげて下さい。

1足ずつ、
ゆっくりと、
丁寧に!

踵の部分を、ファイルに書いた靴底の線に合わせ、
ゆっくりと倒していき、
最後につま先を、線に合わせます。

子どもに
「やってみる?」
と声を掛け、
子どもが興味を示したら、
靴を1足渡してあげて下さい。

線にピッタリと合わせて置けるようになるには、
練習が必要です。

最初から上手に置くことはできません。

”靴を自分で揃えて置く”
”決められた場所に必ず置く”
この意識付けをすることを目的に、
まずは始めてみて下さい。

靴を履き始めた頃からしておくと、
「靴を揃えて!」
と言わなくても、
”揃えて置く”ことが習慣化されやすくなります。

躾の第一歩としても、
お母さんのイライラ削減のためにも、
ぜひ取り入れてみて下さい。


育児マイスター 磯部一恵
モンテッソーリ教育の国際免許、おもちゃコンサルタント等、子どもの育ちに関する多数の資格を保有。お母さん達に向けて「子どもの心身の健やかな成長をサポートする方法」「子育てをもっと楽しめる心の在り方」といったセミナーを企画・開催している。
1男1女の2児の母として、子どもの心と身体に寄り添った子育てを実践している。

☆セミナー開催情報等は下記URLから
http://childcare-meister.jimdo.com/

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