1歳頃から
「大人の仲間入りをしたい!」
という思いが強くなります。
そのため、1番身近な大人であるお母さんの真似を始めます。
カバンを持って歩き始めたり・・・
携帯電話に見立てた物で、お喋りをしたり・・・
そんな姿を見る機会が増えてきます。
「自分でしたい!」
という思いも強くなるため、
1人でできることは、なるべく1人でさせてあげると良いですよ。
「1人でできた!」、
という経験は、自己肯定感を育てます。
自己肯定感が育ってくると、様々なことへの挑戦心も育っていきます。
そこで、簡単に取り入れられることをご紹介!
”洗面所に踏み台を準備する”
お水が大好きな子ども達は、
手を洗うことも大好きです!
そのため、手を1人で洗えるようになる練習は、
子ども達も喜んでします。
洗面所に1つ踏み台を準備します。
分かりやすい場所、
洗面所の近くに置いてあげて下さい。
踏み台の持ち持ち方
・どの部分を持つのか
・握り方
を見せてあげて下さい。
それから、踏み台をどこに運ぶのかを見せます。
子どもを踏み台に上がるように伝え、
洋服の袖の袖を捲ります。
蛇口の使い方、
手の洗い方を、ゆっくり丁寧に見せます。
踏み台から下り、手を拭きます。
踏み台を持ち、元の場所に戻すように伝えます。
子どもが手を拭きやすいように、
少し低い場所に、タオルを掛けてあげると良いと思います。
子どもに何かを教える時、
1つ1つの動きをゆ〜っくり見せてあげて下さい。
大人の動きは、子どもにとっては早過ぎて、
目で追えません。
子どもが動きを理解できるように、
目で捉えることができるように、
大人は可能な限りゆ〜っくり見せてあげることが大切です。
また、必ず毎回同じ順番で教えてあげることも重要です。
毎回同じ順番であれば、
その工程も覚えやすいからです。
一連の動きを何度か見せてあげると、
全ての工程を、子ども達は自分でできるようになります。
お出かけから帰ってきたら、手を洗う!
ということの習慣づけ。
そして、手を洗うことは自分でできる!という自信。
それらを身に付けることができます。
トイレトレーニングを始めたら、
トイレにも同じように、踏み台を準備してあげて下さいね。
そうすれば、子ども達は排泄後、
自分で手を洗って拭くことができるようになります。
子ども達の
「できた!」
を増やす家庭環境。
簡単なことから、ぜひ取り入れてみて下さい。