出産・育児について

身だしなみを整えるためのスペース作り

自分自身の身だしなみを整えられることは、子どもに自信と自立心を育てます。
小さな子どもでも、できることがあります。
子どもが、自分で身だしなみを整えられるように、
「身だしなみを整えるためのスペース」を、ぜひ作ってあげて下さい。

必要な物は
・鏡
・ヘアーブラシ
・箱かトレイに入った小さなティッシュ
・上記の物を置く台
これだけです。

台の上に、必要な物を全て置いても良いですし、
姿見などの大き目の鏡のそばに、必要な物を置いた台(スツール)を準備してあげても良いです。

上記の準備ができれば、
・鼻水を拭く
・髪にブラシをかける
・衣服の乱れを直す
これらのことを自分ですることができます。

では、子どもは何歳位から”自分の鼻水を拭く”ことができると思いますか?

出産・育児について

「鼻水出た〜!拭いて〜!!!」
と言っている、4〜5歳の子どもを見かけることもあります。

4〜5歳の子どもでも難しい?

いいえ。
教えてあげると、12か月頃から、自分の鼻水は自分で拭けるんです!

ちなみに
「フ〜ン」
と、鼻から息を出してかめるようになるのは、3歳頃だと言われています。
もちろん個人差があるので、2歳頃からできる子もいれば、
5歳頃でも難しい子もいます。

しかし”拭く”ことは、できます。

鼻水が出ていることが気が付いたら、
鏡の前に連れて行き、鼻の下を指さして、
「鼻水出てるね。拭こうね。」
と声を掛けます。

ティッシュを取り、
名刺を持つような感じで、ティッシュを両手で持ちます。

一般的なティッシュは、1歳頃の子どもには大き過ぎます。
半分位に切るなどをして、
小さいサイズのティッシュを準備しておくと良いと思います。

ティッシュを鼻の上に乗せ、
両手を合わせる様にし、前方へ手を動かしながら、ティッシュを半分に折ります。
半分に折ったティッシュで、鼻の穴周辺に着いた鼻水を拭きます。
更に半分に折り、ゴミ箱に捨てます。

拭く方法を見せてあげる時は、
可能な限りゆっくり、
1つ1つの動作を止めてあげて下さい。
何度か経験すると、自分で綺麗に拭けるようになりますよ!

1歳半頃になると、
自分の頭のてっぺんに、手が届くようになります!
この頃から、髪の毛をブラシで梳くことができます。

朝起きた時、
お風呂から上がった後などに、
鏡の前に行き
「髪の毛を梳こうね。」
と声を掛けます。

片手を髪の毛の分け目に沿って置き、
手を置いていない方の髪にブラシをかけます。
ブラシを持ち替え、先ほどと反対の髪にブラシをかけます。
前髪や後ろ髪にもブラシをかけたら、
ブラシを戻します。

鼻水を拭くときと同様に、
可能な限りゆっくり、
1つ1つの動作を止めて見せてあげて下さいね。

「できた!」
という経験を増やし、子どもの自信や自立心を育ててあげたいですね。


育児マイスター 磯部一恵
モンテッソーリ教育の国際免許、おもちゃコンサルタント等、子どもの育ちに関する多数の資格を保有。お母さん達に向けて「子どもの心身の健やかな成長をサポートする方法」「子育てをもっと楽しめる心の在り方」といったセミナーを企画・開催している。
1男1女の2児の母として、子どもの心と身体に寄り添った子育てを実践している。

☆セミナー開催情報等は下記URLから
http://childcare-meister.jimdo.com/

ニシキブランド

  • Sweet girl
  • Bon chou chou
  • Pure White
  • Tino Tino

育児サポートグッズ

  • おむつカバー
  • トレーニングパンツ
  • おねしょパンツ

ページの先頭へ戻る