出産・育児について

キッチンに、子ども用のエプロンを!

1歳頃になると
「お母さんの真似をしたい!」
という気持ちが大きくなります。

お母さんのカバンを持って
「行ってきま〜す!」
と言ってみたり・・・
お母さんのお化粧品を使って、メイクをしてみたり・・・・
お母さんが普段していることを、子ども達もしたがります。

それは
「早く大人になりたい!」
「大人の社会に入りたい!」
という気持ちが大きくなってくるから。
1人で何でもしようとするのも、そのためです。

この時期から、キッチンに子ども用のエプロンを準備しておきます。
「これはあなたのエプロンよ。
ここに置いておくね。」
と伝えます。
エプロンは、子どもから見え、子どもの手の届く場所に置いておきます。

言葉が出ない時期であっても、
エプロンを手に取ることで
「お手伝いしたい!」
「お料理したい!」
という意思を伝えることができます。

自分の足で安定して歩くことができるようになったら、
配膳を手伝ってもらうことができます。
まずは自分のお皿やコップを運ぶ!
自分が使う物を、自分で準備できることは、大きな喜びです。
そして、その喜びは自信にも繋がります。

2歳頃になってくると、より多くのことができるようになります。

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子ども用の包丁を準備してあげて、一緒に野菜切りをすることもできます。
包丁を持たせるのは不安・・・
という場合は、
玉ねぎの皮むきや、サラダに使うサニーレタスを千切ってもらったり、
胡麻を摺ってもらったりすることもできます!
お菓子作りを一緒にするのも、楽しいと思いますよ。

一緒にお料理をすると、お母さんが1人で作るよりも多くの時間がかかってしまします。
でも自分で作った料理は、子ども達は喜んで食べます!

食べることに、あまり興味のないお子さん。
野菜が苦手なお子さんには、
「一緒にお料理をしてみて下さい!」
とお伝えします。
野菜の香り、手触りなどを五感を通して感じること、
一生懸命に作ることで、
食への興味が湧きます。

「できた!」
という喜びは、大きな自信にも繋がってきます。

今の時代、男の子だからとか、女の子だからとか関係なく、
料理はできた方が良いと思います。
小さい頃からキッチンに立ち、料理をすることで、
料理に対する抵抗もなくなり、
むしろ楽しいこととして、身についていくと思います。

できることを探して、親子でお料理の時間を楽しんでください。


育児マイスター 磯部一恵
モンテッソーリ教育の国際免許、おもちゃコンサルタント等、子どもの育ちに関する多数の資格を保有。お母さん達に向けて「子どもの心身の健やかな成長をサポートする方法」「子育てをもっと楽しめる心の在り方」といったセミナーを企画・開催している。
1男1女の2児の母として、子どもの心と身体に寄り添った子育てを実践している。

☆セミナー開催情報等は下記URLから
http://childcare-meister.jimdo.com/

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