真面目なお母さんほど、家事も育児も一生懸命に頑張ります。
頑張ることは素晴らしいことですが、身体も心もとても疲れてしまいます。
1歳頃の子どもにとって「家事は魅力的な活動」です。
子どもの発達と興味に合わせ、1つ1つ家事を教えてあげてみて下さい。
子どもは大喜びで、一生懸命に取り組みます。
最初の頃は二度手間になったり、イライラすることもあると思います。
しかし、子どもが1人で上手にできるようになると、お母さんの仕事が1つ減ります♪
そして子どもは、1つの家事(役割)を任されることで、自尊心を育てることができます。
また家族という1つのコミュニティーに属しているという帰属心や、協力協調精神も育っていきます。
子どもにとって魅力的な活動である家事。
その家事を教え、子どもに任せるとで、子どもは自立心や自己肯定感、帰属心や協力協調精神を身につけることができます。
そしてお母さんは、少し楽になる!
「家事は全部私がしないといけない」
という考えを捨て
「子どもにとって魅力的な活動なら、家事を任せることが子どもにとって良いのなら、一緒に楽しんでみよう!任せてみよう!」
と思ってみて下さい。
観葉植物がご自宅にある方にお勧めなのが、
お子さんにお水をあげるのを任せること!
1歳半頃から、この活動もできるようになります。
準備する物は
・子どもの体の大きさに合った小さなジョウロ
・小さなスポンジ(ジョウロの口にはめ込める様に、スポンジの中央に穴を開けます)
この2つです。
お水のあげ方は
ジョウロを片手で持ちます。
もう一方の手でスポンジを持ち、スポンジに開いた穴にジョウロの注ぎ口を差し込みます。
シンクまでジョウロを持って行き、水をジョウロに入れます。この時、注ぎ口に付けたスポンジは外しておきます。
水を入れた後、スポンジを再度付けます。
植物の所へ行き、スポンジを外し、ゆっくりと土へ水をあげます。
スポンジを着け、ジョウロを元の場所に片付けます。
1歳半頃の子ども達が水を入れたジョウロを運ぶ時、注ぎ口が下へ傾きがちです。注ぎ口が下へ傾くと、お水が出てしまいます。スポンジを注ぎ口に差し込んでおくことで、お水が零れるのを防いでくれます。
子どもの成功体験をサポートすると共に、床が水浸しになるのを防いでくれます。
お水をあげること、お水が土に沁み込んでいく様子を見ることは、子どもにとっても興味深いことです。
ぜひ一緒に植物にお水をあげることを楽しんでみて下さい!